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Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年11月04日

その雰囲気と言い、素朴な料理と言い、明らかに此処は「時の止まった懐かしの場所」に、ワタは感じました。

東近江市五個荘金堂町845  「めんめんたなか」  【132】


琵琶湖東岸に位置する「東近江市五個荘(ごかしょう)」の、近江鉄道「五個荘駅」から西へ約2㌔のところ、古代条里制の区画割りを残す「金堂地区」の一角に在る、手打ちうどんと蕎麦の専門店です。

地区の東を走る中山道「国道8号線」から一歩この筋に入ると、昔ながらの狭い路地の佇まいがあり、その街並みの中に残る築200年を越える商人屋敷を粗そのままに、お食事処として使っているのが此処なんです。 

  
その門を潜ると、遠い昔にタイムスリップしたような錯覚に陥りましたよ(何だかドキドキワクワクしてきました)


玄関土間から左手に縁側に面した大広間があり、そこに座卓がズラッと並んでおり、収容能力は約35名程でしょうか。
その時まるでデジャブーの様に、一瞬何処かで見た光景と重なり合い、次の瞬間遠い昔、田舎の祖母の家で過ごした、夏の日の思い出が蘇ってきました。


お品書き①
手打ちならぬ、手ごね打ちうどんとの表記に、此処の拘りの一端が垣間見えます。


お品書き②
こちらも同様ですが、デフォのざるで700円はマズマズなお値段です。


チョイ戻って玄関先には、本日のおすすめがさり気なくアナウンスされていました。


その「本日のおすすめ 1,000円」

メインの鳥そぼろめしに蕎麦(冷)、小鉢(きんぴら)香の物と、いずれも手作り感あふれる素朴な出で立ちで、田舎のおばあちゃんが作る、温かいおばんざいに似ていました。


茶、黄、緑と鮮やかな3色が先ず目を楽しませ、一口頬張ると、鶏肉の旨味と玉子の甘味、グリーンピースの爽やかさが三位一体となり、舌を唸らせてくれます。


配合2:8の蕎麦はしなやかさと歯切れが良くマズマズと言えるが、もう少し全体的にキレが欲しいところ。


ご近所に同様の屋敷や史跡、資料館が在り、ゆっくりと散策しながら此処で一服し、一日楽しむのも良いですねねこ  


Posted by にゃんこワタ at 21:39Comments(0)東近江地域