この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年06月25日

趣き、雰囲気、料理、CPと、どれをとっても超一流の「街の洋食屋」さん

東近江市八日市本町15-17  「ABC食堂」  【079】


琵琶湖東岸から内陸へ約15㌔入ったてんびんの里「東近江市」の、近江鉄道「八日市駅」から約350㍍(徒歩10分)先、「ときわ通り商店街」入口角に在る、如何にもヨーロッパの古い石畳の街角に在りそうな、洋館が目印の食堂です。


地元の方によると、先々代がアメリカ軍のコックをされていた経験を生かし1925年に開業され、県内で2番目に古い洋食屋さんとして、つとに有名との事でした。


趣きのある重厚な木製のドアを押し、店内へと入ると、片田舎の小さな教会の様なスペースが広がり、木製のテーブル席、カウンター席が余裕をもって配置されています。   収容能力は約30名ですが、2階にも団体専用(約30名)の部屋が設けられています。


壁面上部に取り付けられている、永年経過したスピーカー。   外国製かと思いきやオリジナルだそうです。


メニュー表①
いかにも洋食屋さんらしいメニューが並んでいますがその中に、「公民館」「村川」なんて意味不明な名前があり???(常連さんがいつも食べていた、献立と言うことでした)


メニュー表②
コチラは単品とドリンクメニューです。 「テキ」なんて懐かしい響きのメニューも有りましたよ!


壁面の黒板には「本日のランチ」の内容が詳しく記載されています。


その「本日のランチ ¥1,000」

1プレートに今日のメイン「ポークシチュー」と「フライドチキン、サラサソース」がのり、ライス(またはパン)オニオンスープ、アフターの珈琲と、これで1,000円はCP度は極めて高いですね。


シチューはデミグラスソースの塩梅が絶妙で「極み」を心得ておりグッドテイスト!   フライドチキンも脂っこくなく、ソースとの絡みも絶妙で◎◎!!    全体的にナチュラルな、素材を生かした優しい味わいであり、完全に「洋食屋さん」の領域を超えています。


そのテイストから、伊達に100年近く続いた老舗店では無いことがよく分かり、これぞ正しく「洋食の中の洋食」と言えるお店であり、完全にワタは「脱帽」しました!!ねこ  


Posted by にゃんこワタ at 19:43Comments(0)東近江地域